自分で梱包する手間が発生する
自宅でいらなくなった不用品などを専門業者に宅配買取で引き取ってもらう人が増えています。宅配買取は自宅にいながら処分ができるのがメリットの反面、デメリットになる点もいくつかあって、その一つが梱包の手間です。直接お店に持ち込む方法とは違って宅配業者に依頼をして届けてもらう形になるため、不用品を箱に詰めて梱包する作業は自分で行わなければいけません。精密機器など壊れやすい物を処分する場合、いい加減な梱包をして郵送途中に破損などをしてしまうと査定額に影響が出ます。中には郵送時のトラブルで壊れてしまったことで買取を断られるケースも少なくありません。梱包作業を面倒に感じる人にとって、この点はデメリットと言えます。
現金を手にするまでに時間が掛かる
梱包の手間と共に、宅配買取ならではのデメリットとして挙げられるのが現金化までのスピードです。一般的なお店に持ち込む買取の場合、その場で査定をしてもらって金額に納得がいったら契約して現金を受け取る形になります。それに対して郵送は、荷物が業者の手元に届いてから査定が行われ、電話やメールで金額の連絡を受けて了承してから口座に振り込むのが基本の流れです。自宅から業者の所在地によっては届くまでに数日掛かってしまうこともあります。連絡を受けた日が週末だと金融機関の都合で振り込まれるのが週明けになるので、現金を手に入れるまでに時間が掛かってしまうのは否めません。すぐにでもお金を用意しなければいけないという人は注意が必要です。